お小遣い稼ぎ

カードローンのメリット・デメリット・上手に使う方法

皆様、カードローンというとどんなイメージを持たれておりますでしょうか?

「手数料が高くつくのでは?」「ローン払いきれなかったら怖い取り立て屋さんが来るんじゃないの?」「バックは反社会組織」などマイナスなイメージが強い方が多いと思います。少し怖いイメージのあるカードローンについて今日は良い点・悪い点などを紹介していきたいと思います。

1、カードローンとは

カードローンとは消費者金融(アコムやプロミスなど)や銀行から発行されたカードを使ってお金が必要な時に借入する事が出来るサービスです。これを聞いて、カードならクレジットカードと何が違うの?と思われた方も多いと思います。

クレジットカードは支払いをデジタルでできてしまう便利なものですが、現金として引き出す場合は金利が高く、引き出せる金額も数十万円と限られてきてしまいます。一方、カードローンでは金利が低く数百万円まで借りられる事が出来るので「保険かけてない部分での急な病で、医療費が高額に掛かってしまった」、「突然、ドリフのコントみたいに家の天井がガラガラガッシャーンと落っこちてきてしまって修理費が払えない」などの緊急の際でも便利に使えます。

今、筆者の事を「何よ、この人カードローンをやたら推し勧めてきて危ない人なんじゃないの?」なんて思われた方、大丈夫ですよ。皆様が混同しがちなのは闇金と言われる組織です。昔は消費者金融もサラ金・高利貸しと言われていて、過剰な貸し付けをしたり、高い金利で払えないと恐ろしい取り立て屋などが来ていた時期もありました。(昭和育ちの皆様はまだサラ金のイメージが払拭できませんよね)。

ですが、そのような事が多発し多重債務に苦しんだ方が増えた事から、正式な消費者金融は2006年の貸金業法により取り立て・過剰な貸し付け・高利貸しなどの行為が規制され、違反した場合に会社は厳しく罰せられ、会社が大手ならマスコミにも取り上げられてしまいますので、今は正規の消費者金融なら安全・安心に借りることが出来ます。

①、闇金と消費者金融の見分け方

未だに禁止されている行為を行っている、金融業者もおります。それは貸金業登録をせず違法に金貸しをしている闇金と言われる組織です。このような組織からは絶対に借りないようにして下さいね。

「そんな事言われたって見分け方が解らないよ」と思われた方、今から見分ける方法を教えていきましょう。まず、闇金だった場合はホームページもなく、会社の所在地や登録番号も教えてくれません。しかし中には嘘の登録番号を記載し、偽のオフィスを作っている場合もございます。そこで気持ち悪さが残るなら、金融庁の登録貸金業者検索情報サービスで検索して、確認する方法がございます。更に闇金だった場合、誰にでも貸し付けたり審査がやたら甘かったりしますので、その点からも注意してください。もし金利が20%以上と言われたり、後出ししてきたら間違いなくそれは違法な金融業者なので、トラブルが大きくなる前に証拠を集めて警察や、借金に特化した法律相談所へ駆けつけましょう。

2、カードローンの心配事

前章でこんな恐ろしい事言われたら闇金でなくても、借りるにあたって「もしカードローンを組んだら住宅ローンが組めなくなるのでは?」「家族や会社にバレるのではないか」など色々な心配事が増えてしまいますよね。今、読者の貴方が抱えている不安なことを一つ一つ解消していきましょう。

①住宅ローンが組めなくなるか?

結論からすると、組めなくなるリスクはございます。しかしローンカードを作ってお金を借りた歴があるという事ぐらいでは、何も影響は出ずに審査も通ります。どんな事をすると組めなくなってしまうかというと、返済できそうに無い高額なお金を借りたまま長期間返さずにいると、信用問題という点で事故情報として一定期間登録されてしまいます。そうなった場合は住宅ローンを組む際にも影響が出てきます。

②身内や会社にバレてしまうのか?

映画やドラマでは取り立て屋が家や会社に乗り込んでくるというシーンがありますが、実際にちゃんとした消費者金融に借りている分には親族や会社に知られる事はございません。郵送物やカード発行でバレてしまうのが嫌であれば、在籍確認なしの金融会社を選択しましょう。在籍確認なしの会社であれば郵送物が届くこともなく、誰にもバレずにお金の借り入れをする事ができます。

③ブラックリストに載る?

ブラックリストとは俗称であり、そのようなリストは存在しません。ただし①でも述べた通り、返せそうにないレベルの高額な借金をして、通知されても無視して長期間返さないと信用という点で個人情報が一定期間事故情報として登録されてしまいますので、無計画な借り入れをしないように注意が必要です。

④借金が雪だるま式に増えていく?

昔の高利貸しだと、一度借りたら無理な利息を勝手にどんどん付けられてしまって、一度借りたら返せる額ではない程、膨れ上がるという事がございました。でも、安心して下さい。現在は20%以上の利息を付ける事は法律上許されておりませんし、年収の3分の1以上を貸す事は禁止されています。ですので、物凄く膨れ上がるという事はもちろん現実にはありえません。

⑤裏では怖い反社会勢力が組織を握っている?

結論からすると、絶対にありえませんので心配ご無用です。

法律上、貸金業者登録をされている会社は反社会勢力と関わっていないという条件を通過しております。バックには銀行などがついている場合が多いです。そう聞くと心配から安心へと変わりませんか?

3、カードローンのメリット

さて皆様には消費者金融は安全な組織であると認識して安心をしてもらった所で、カードローンの良い所を教えましょう。

①カードローンの使用目的は基本的に自由

銀行などにお金を借りると使い道を厳しく問われたりしますが、カードローンの場合事業資金目的ではなく、プライベートで借入する分にはうるさい審査などはございません。例えば、急な家電の故障や教育費でお金がない時に借りるのは一般的ですし、冠婚葬祭や趣味や美容など様々な場面で使われております。

②返済途中でも借り入れ可能

証書貸付の場合、まとまったお金を渡されて更に借り入れする際は、完済した後に再審査という形になります。まとまって渡されたお金以上に必要な額が発生した場合、これは困ってしまいますよね?しかしカードローンなら利用限度額内であれば、再審査や手続きの必要もなく何回でも借りられます。ただし大体の金融会社は借入する度に手数料は掛かってきますので、手数料取られたく無い方は手数料無料の会社を選ぶ事をオススメします。

③返済時の額が安い!

例えば、30~40万円を借りたとしましょう。銀行だった場合、月どのくらい返済しなければなりませんか?

カードローンで返済する場合、借りた額によって返済金額が変動するので3、40万借りた場合なら毎月11000で返済する事も可能です。もし10万円以下であれば月4000円から返す事も出来ますので、頭を抱えることなく返していけます。もし収入に余裕が出来たら、纏めて返しましょう

オススメとしては無利息期間を設けた会社なら、その期間内に完済できれば利息が付くことが無いので、利息が嫌だという方は無利息期間のある会社で契約しましょう。例えばアコム、プロミス、アイフルなら借りてから最大一か月以内であれば利息は付きませんし、レイクは最大3か月無利息になります。

④ATMから借り入れ出来る!

だいたいの消費者金融はATMから利用することができますので、コンビニや銀行さえあればいつでもどこでも借り入れをする事ができます。困ったときにはとても便利ですよね。

⑤ローンカードは年会費なし!必要なものは?

クレジットカードの場合、カード会社によっては年会費を取られてしまう所もございますよね?ですがローンカードは年会費も入会金もタダですので安心して申し込む事ができます。

申し込む際に必要なものは運転免許証のみなので、他の貸金業者より敷居は高くないのがメリットでございます。

4、カードローンのデメリット

しかし世の中美味しい話ばかりではなく、何事にもデメリットがございます。カードローンにもデメリットは何点かございます。デメリットを知る事で、より安心感を抱いて頂ければと思います。

①上限金利の高さ

返済能力や利用限度額が高く設定されていると、カードローンの場合金利が高く付いてしまいます。借り入れする際は金利の事を考えて利用しないと、あとから返済額に驚いてしまう事態になりかねませんので注意が必要です。

②借りすぎに注意

用途をうるさく問われる事もなく、いつでも借り入れが出来る手軽さがあるのがカードローンの良さであります。その為か、どんどん借りて後々返済期間が長期化して利息も上がるという事態に陥りがちになります。手軽さはあるものの、自分の収支に影響が出ないかと冷静になりながら借り入れをしましょう。

③ローン審査に影響が出るリスク

前に記した通り、軽い気持ちで借入していると借金が膨れ上がり、返せないままでいると言うまでもなく信用問題に関わり、滞納が続いている状態だと別のローンを組む事が難しくなってきますので、リスクを考えた上でカードローンは返せる範囲で借りるよう心掛けましょう。

5、カードローンの上手な使い方

良い話ばかりに傾倒すると嬉しくて舞い上がったのち、損をするのが関の山であります。お金を借りている時点で決して得では無いですが、安全に借りるには逆に利息や自分の収入を気にしながらデメリットを常に念頭に置きましょう。借金が膨れ上がれば、金融機関からの信用を失う事も忘れてはなりません。結論からすると、借りる度に借入額+利息を計算し家計簿に書いておきましょう。数値を明確にする事でより現実的な借り入れができるように変わっていきます。

カードローンというとまだまだ世間では昭和の恐ろしい高利貸しのイメージが浸透しておりますが、消費者金融からお金を借りる事は悪い事や恥ずかしい事という偏見が無くなり、皆が正しい認識を持つようになって抵抗なく借りられる風潮になれたら良いですね。ですが、借りる側もどのような事情で借りるのか、あまり恥をかくような借り方や用途に使わぬようご注意下さいね。